VJE-Delta Ver.3.0 for Linux/BSD を利用する


僕は職場で使う FreeBSD マシンには、商用のインプットメソッドである VJE-Delta Ver.3.0 for Linux/BSD を利用しています。 僕の FreeBSD マシンで使用している唯一の商用ソフトウェアです。 『かんな』を鍛えるのに疲れたため、会社にお願いして買ってもらいました。

ここでは VJE-Delta Ver.3.0 for Linux/BSD (以下 VJE-Delta) を FreeBSD 4.x にインストールして利用する手順を説明します。

1. CD-ROM からインストール

CD-ROM に付属する簡単な説明書に、インストール手順が記述してあるので、 それに従って VJE-Delta をインストールします。 FreeBSD 用のパッケージは、バイナリの形式によって

  • vje-delta-3.0-AOUT.tgz
  • vje-delta-3.0-ELF.tgz

の 2 種類が用意されていますが、FreeBSD 3.x 以降は ELF フォーマットなので、 vje-delta-3.0-ELF.tgz の方をインストールします。


  # tar zxvf vje-delta-3.0-ELF.tgz -C /
  # cd /
  # sh ./doinst.sh -install

これでインストールは完了です。

2. 起動スクリプトの修正

インストールを実行すると、/usr/local/etc/rc.d/vje.sh という起動スクリプトがインストールされますが、 これは古い FreeBSD 向けのスクリプトとなっています。

FreeBSD 4.3 以降では、/etc/rc.shutdown の内容が変更され(*1)、 シャットダウン時に /usr/local/etc/rc.d/ 配下のスクリプトが stop を引数として実行されるようになっています。

(*1) CVSweb によると

  Revision 1.4.2.9 / (download) - annotate - [select for diffs], Mon Mar 12
  13:29:24 2001 UTC (20 months ago) by tg
  Branch: RELENG_4 
  CVS Tags: RELENG_4_3_BP, RELENG_4_3_0_RELEASE, RELENG_4_3
  Changes since 1.4.2.8: +4 -12 lines
  Diff to previous 1.4.2.8 (colored) to branchpoint 1.4 (colored)

  Call local startup scripts with the `stop' option on shutdown.

  Approved by:    jkh

で修正されたようです。

というわけで、現在の FreeBSD の動作に合うよう、 /usr/local/etc/rc.d/vje.sh を以下のように書き換えます。


  #!/bin/sh
  case $1 in
  start)
  	if [ -x /usr/X11R6/bin/vjed ] ; then
  		/usr/X11R6/bin/vjed &
  	fi
  	;;
  stop)
  	killall vjed && echo -n ' vjed'
  	;;
  *)
  	;;
  esac
  
  exit 0

3. セットアップ

設定手順は /usr/local/vje30/README に記述されていますので、 これに従います。

まず、環境変数、XMODIFIRES を設定します。僕の場合は ~/.xinitrc に以下のように記述しています。


  LANG=ja_JP.eucJP
  XMODIFIRES=@im=vje

また、X 起動時に vje クライアントを起動するように ~/.xinitrc に以下の記述も追加しておきます。


  if [ -x /usr/X11R6/bin/vje ]; then
      /usr/X11R6/bin/vje &
  fi

キーのアサインや、フォントの設定などは ~/.vje/general.key, general.sty で行います。 僕は『かんな』に慣れているため、以下のような設定にしています。

後は『Ctrl + o』で日本語入力の on, off を切り替えて入力するだけです。


TetsuoSTREAMS > FreeBSD > VJE-Delta Ver.3.0 for Linux/BSD を利用する